ベトナムは投資チャンスの多い国
― Intel副社長インタビュー ―
ベトナムでの活動10周年を迎えたIntel、ベトナムでの工場建設について、同グループのDon Macdonald副社長にお話しを伺った。
Q: ベトナムでのこの10年の成果は?
A: 10年という短期間で評価できるものではありませんが、大きな成果があったといえます。ベトナムは急成長を遂げ販売は著しく増加、政府もIT導入を支援する政策を多数採っています。WiMaxなど新技術開発にも参加しています。
Q: 工場建設地に選んだ理由は?
A: ベトナムは急成長している地域にあり、またベトナム自身も急成長しています。人々の知識水準も高く、地理的にも理想です。工場はすでに着工、2009年初めに操業を開始します。従業員数は09年までに2,000人、11年のフル稼働時には4,000~5,000人となります。
Q: 今年の具体的な事業計画を教えてください。
A: 引き続き新技術を開発し、最良の製品を市場投入します。ベトナムでのノートパソコン利用者は全体の15%程度、利用率向上に向け低価格ノートパソコンの生産支援にも取り組みます。それに向けた基盤整備をし、国内およそ1,500の代理店に対する技術的支援も行います。
Q: 今後の発展方針は?
A: 工場稼動に向けて当面は建設に集中、従業員採用はその後です。ベトナムは投資チャンスの非常に多い国だと思っています。弊社は自分の投資した共同体で、責任ある一国民企業になりたいと考えています。
(Thoi Bao Kinh Te Viet Nam)
(2007/05/12 02:06更新) |