ベトナム:都市鉄道計画、多数の外国企業が名乗り
ホーチミン市における地下鉄建設計画から手を引いていたJobrus社(ロシア)が先ごろ、ベトナム政府に対し、ハノイおよびホーチミン市における地下鉄建設参画を提案した。
Nguyen Sinh Hung副首相は交通運輸省および両市人民委員会に対し、この提案を検討するよう指導している。ホーチミン市交通工務局によると、Jobrus社が以前参画を予定していた路線はすでに中国SFECOグループが投資準備を進めていることから、別の路線を選ぶ方針だ。
また同じく先週、Deutsche Bahn AG社(ドイツ)はホーチミン市首脳との会合で、同市における都市鉄道(地下鉄)の一部路線の建設に参画する希望を伝えている。
3月25日にもホーチミン市とBerjayaグループ(マレーシア)は、同市におけるモノレール(2路線)建設計画について覚書を交わしている。路線は、Nguyen Van Linh通り−2区(24km)、Quang Trungソフトウェアパーク−Go Vap区Nguyen Oanh通り(8.5km)。
ホーチミン市の交通開発計画では、2020年までに地下鉄6線、その他都市鉄道3線を整備する予定となっている。
なおSFECOグループは3月30日、ホーチミン市交通工務局に第4線・Ben Cat(12区)−Nguyen Van Linh通り(7区)間の地下鉄建設プロジェクト事業化可能性報告書を提出した。
市南北を結ぶ路線は16.21km(第1期)、9区・県を通る。2009年初めに着工、2012年までに完成の見込みで、第1期総工費は10億ドル程度、キロ平均6,400万ドルが見積もられている。資金は市予算および中国の政府開発援助(ODA)から拠出される。
同市交通工務局Nguyen Viet Son副局長はSFECOに対し、経費が高すぎることから再試算を求めている。
(Thoi Bao Kinh Te Viet Nam/Tuoi Tre)
(2007/04/05 07:36更新) |