「安定」魅力のベトナム、万全のリスク対策を
第2回ベトナム投資フォーラムがハノイで3月19日、国内外の金融機関から1,000人が出席して開催された。
「投資機会を探るべく顧客からベトナム視察を求められた」と話す某銀行代表は今回が初訪越、同氏は、昨年のベトナム証券市場の成長は非常に興味深く、証券投資家にとってまたとないチャンスであるとし、タイのような突然の体制変更を外国人投資家は嫌っており、「『安定』こそがベトナム投資に目を向ける理由」と話した。
HSBCのCEO・Michael Geoghegan氏は、これまでの国営企業株式会社化の実績を評価、新たな投資家を誘致すべく計画をさらに推し進めるべきと話した。台湾の証券会社KGIは、EVNとVinashinの債券をおよそ1億ドル購入している。
KGI香港オフィスAndrew Wong代表は、莫大な資金が流れ込んでいる香港では、コントロール不能状態になることに人々が不安を持っていることを踏まえ、「ベトナムは中国の市場開放、シンガポールの発展、タイの過ちを深く研究すべき」と話した。またWong氏は、KGIは長期的な投資を行うとした上で、「ベトナム政府が規制強化に乗り出すとの噂があるが、それは市場安定のための措置と評価している」と述べた。
「古参組」からは慎重論もでた。投資ファンドDragon CapitalのJohn Shrimpton氏はベトナム証券市場の発展の特異性を指摘、Brooks Bower AsiaのErnest Bower氏は、証券取引過熱を懸念、「楽観的過ぎる。(証券価格が)上がり続けると信じている投資家が多く、証券情報の増加、人々の知識向上を望む」と述べた。
またVu Van Ninh財務大臣は、証券市場の発展に向け危機対策を講じることが特に重要とし、金融政策改善が課題と話した。
(Tuoi Tre)
(2007/03/23 06:22更新) |