ベトナム旧正月(テト)明け、工場などで労働者不足
ホーチミン市輸出加工区・工業団地就職サービスセンターNguyen Thanh Tung所長によると、輸出加工区・工業団地では毎年のテト明けに労働者を5〜7%失っている。
帰省したまま戻らない、転職するなどの理由によるもので、各社はテト明けに労働者獲得競争を強いられている。
Rubimex 3社では20〜30%の労働者が不足すると予測、他社に予め連絡し、生産が間に合わないようであれば、支援を仰ぐ。An Phuoc縫製社では、テト明けの生産減および納期延長を取引先に要請、生産開始も旧暦1月10日(2月26日)からとする。
某靴メーカー社長によると、テト明けの労働者不足は海外の取引先なども周知であり、この時期の注文を避けるケースも多く、縫製・製靴業界は「閑散期」ともなっている。
対策として各社はテト前から、労働者を紹介した従業員に報奨金を出すことを通知、担当者に選考資金を渡すなどして労働者確保に努めている。An Phuoc社では地方の就職サービスセンターと契約を交わし、予備労働力を確保している。
適切な対労働者制度、安定収入も対策の一つだ。ホーチミン市12区の包装材メーカーではこの3年、労働力の大きな変動はない。同社では労働者の平均月収が250万ドン(約156ドル)、業績により毎月ボーナスを支給している。経営陣の労働者に対する関心も高く、環境改善などを継続的に行っていることも、労働力の安定につながっている。
(Tuoi Tre/Nguoi Lao Dong)
(2007/02/26 06:47更新) |