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政治・経済

ベトナムオフィスリース料、2010年には沈静化

 「2007年、ホーチミン市のオフィスビル市場は需給格差から引き続き過熱する」。CB Richard Ellis Vietnam社(CBRE)のMarc Townsend社長はこう予測する。

 同市のオフィスビル面積は、▽Pasteur Tower、▽IWA Square、▽Royal Building、▽Capital Place、▽Miss Ao Dai、▽Starviewなど最近オープンしたものを含め5万8,633m2に達するが、需要超過の状態にあり、リース料高騰を招いている。

 Aクラス物件では2006年初めの月23ドル/m2から末には29.5ドル/m2となり年間28〜30%上昇、契約率は100%に達する。Bクラスでは同21ドルから26.5ドル、契約率99%、Cクラスでも17.5ドルから20.5ドルとなり、契約率は95%だ(価格はVAT・サービス料を含まず)。市内のオフィスリース料は東京や香港、バンコクなどに次ぎ、アジアでは高値の部類に入る。

 CBREによると、現在同市で進行中のオフィスビル建設プロジェクトは86件。大半で2008〜2010年の完成が見込まれ、ビル面積は2007年に15万8,800m2、2010年に27万3,200m2に拡大する。これ以外にも不動産投資を計画する企業は増加しており、リース上昇には歯止めがかかると見られる。

 不動産事業への新規参入を計画する企業に対しTownsend氏は、近い将来に供用できれば「勝ち組」に入れるものの、市場が飽和状態に達する2010年以降ではリスクが高いと指摘する。

(Dau Tu)

(2007/02/06 03:49更新)

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