女子大生の家政婦はいかがですか?
家政婦は女性であれば誰でもできると考える人は多いが、ここ最近、ベトナム在住欧米人の家庭などで家政婦をする学生が増えているという。
Ton Duc Thang大学に通うBinhは、長年外国人の家庭で家政婦をしている姉に倣い、自分も家政婦を始めた。「掃除、洗濯、料理など、仕事は似たり寄ったりですが、お給料が違うんです。ベトナム人の家庭なら時給4,000〜5,000ドン(約0.25〜0.3ドル)くらいですが、外国人の家庭なら1万5,000〜2万ドン(約0.9〜1.25ドル)で、ボーナスや有給の夏休みもあります」と、このアルバイトに満足気の様子だ。
ホーチミン市技術師範大学のHは裕福な家庭の娘だが、忙しすぎて食事の支度ができず、人を探している家族があることを聞き早速応募した。週に3回、食材を買って献立どおりに料理をするだけだ。「高校生の頃から母に料理を教わっているので、何でも作れますよ。ほとんど趣味の延長ですね」と話す。
一方でホーチミン市外国語・情報技術大学の学生B場合は、一風変わった仕事を引き受けた。それは「話をする」アルバイトである。オーストラリア人の家庭で2カ月間家政婦をするはずだったが、求められたのは話し相手だった。市場の買い物、ベトナム料理、家族や社会、映画、文化や風俗など、決まったテーマで週3回2時間近く話すのだ。「彼らは自分がビジネスをする国について理解したかったようです。正確に答えられるよう本を読みましたが、お陰で外国人のいる環境で自分の専門分野の実習もできました」と付け加えた。
「便利屋」のような仕事をする男子学生もいる。Hong Bang大学のTrungは最初、外国人の借家探しを手伝っていた。希望や価格に応じ探し回ったが、要求が高くなかなか話がまとまらなかった。だが彼らは最初の1時間に5万ドン(約3ドル)、その後1時間ごとに3万ドン(約1.9ドル)を払ってくれた。Trungは貸主との契約でも通訳し、家賃、電気代、水道代、電話代から両者の疑問点の解決まですべて担当し、時折週末には、スーパーや市場での買い物も手伝っている。
Long An省出身の家政夫Mは、1カ月200万ドン(約125ドル)で車椅子の外国人の老人を世話している。朝から夕方まで拘束されるが、老人はパソコン好きで1日中部屋にこもっていることも多く、外出は少ないため、仕事をしながら勉強することもできるのだという。
知力も求められる家政婦、この仕事が学業にも役立つということで、あえて希望する若者が増えている。
(Thanh Nien)
(2007/01/04 10:08更新) |