ベトナムで成功した日本人のビジネスマン
Masuda Akio氏(36歳)は日本の木製品関連企業に勤めていた頃から、ベトナム市場での大きなビジネスチャンスを感じていた。ベトナム経済はドイモイ政策によって、1990年代から目覚しい成長を遂げ、ここ3年では連続してGDP(国内総生産)成長率が7%に達している。
Masuda氏は1998年、Binh Duong省でインテリア製品生産工場建設に投資し、30人の従業員でビジネスをスタートさせた。近年では年間売上は平均10億円(約970万ドル)に達するようになり、従業員も約800人と急成長を遂げた。ここ3年間では、売上は連続して150〜170%増加し、製品は主に米国、オーストラリア、日本などに輸出している。
日本のインテリア製品生産企業は、極めて安価に流入してくる輸入製品に太刀打ちできず、倒産に追い込まれている企業も多い。Masuda氏もそういった日本企業の現状を認識してはいるが、経済のグローバル化が進む昨今、多額の人件費を抱えた企業の存続は困難だと考えている。
Masuda氏はベトナムで成功した秘訣を「高学歴の人材を高給で雇い、その後の人材育成にも投資を惜しまなかったこと」だという。日本企業のベトナム進出は約10年前から増え始め、日本のある貿易関連機関の統計では、現在までにベトナムに駐在員事務所や支社を設立している日本企業は400社に上っている。
(Thanh Nien)
(2005/03/01 12:22更新) |