娘を強姦した継父をかばう実母
ホーチミン市人民最高裁判所は、継娘を強姦したSang(1979年生)に懲役17年の刑を宣告した。
裁判官が判決文を述べ始めると、Sangの妻であるMai(1976年生)は、Sangを告発した前夫のBaoさんに殴りかかった。被害者のTちゃん (1991年生)は母親から守られなかったばかりか、両親が罵り殴り合う光景を目の当たりにして顔を覆い号泣した。傍聴席の誰もがTちゃんを哀れんだ。
MaiはBaoさんと離婚した後、1996年にSangと再婚し、娘のTちゃんを連れてSangの家で暮らし始めた。2003年7月、SangはMaiが外出したすきにTちゃんを脅迫し、強姦した。その後もSangはTちゃんを数回にわたり強姦し続け、近隣住民に見咎められたこともあった。Sangの行為を知ったMaiはSangを責めるどころか、夫を奪った報復としてTちゃんの髪を切った。昨年10月、TちゃんはTra Vinhに住む祖母を訪ね継父から強姦されていることを打ち明け、それを聞いた実父のBaoさんがSangを告発したのである。
裁判でSangは強姦の事実を否認し、目撃証言も否定した。今年8月に行われた第一回審判では、「母親としての責任を放棄し、娘を守るどころか髪を切るなど精神的、肉体的な苦痛を与えた。これは被害者の人格形成に多大な影響を及ぼしかねない」と母親のMaiについても言及された。
母親が法廷で裁かれることはないが、自分の子どもを見捨てた上、危害を加えたことに対し世間から強い非難を浴びるだろう。
(Phu Nu)
(2004/12/27 10:56更新) |