魅力ある投資先としてベトナムは第4位
国際協力銀行(JBIC)が海外で事業展開する日本企業を対象に、今年7〜9月にかけて実施した調査によると、日本企業の投資先としてベトナムは10カ国中、第4位にランクされている。同調査は海外で事業展開する日本企業の動向と将来への展望を把握するためにJBICが1989年から行っており、今回で通算16回目となる。
■投資環境の改善を待ち望む投資家
JBICによると、日本の投資家をはじめ外国投資家の多くは、ベトナムへの投資について、▽法体制の不備、▽曖昧な公文書、▽未発達のインフラなどを問題視しているという。
JBICの唐沢雅幸ハノイ主席駐在員は、「日系企業の多くはベトナムを魅力の多い国と見ていますが、投資を躊躇させるような問題もあります。しかし現在多くの企業が投資を計画しており、さらなる環境改善が投資実現の鍵になるでしょう」と述べた。
■越日間の緊密な協力関係
魅力的な投資国として10カ国中第4位となった主な理由として、▽割安な人件費、▽質の高い人材、▽可能性を秘めた国内市場、▽安定した政治・社会情勢、▽投資優遇政策などが挙げられ、評価されている。
JBICの篠沢総裁は、「インフラ整備が、経済発展と魅力的な投資環境作りのポイントとなります」と語った。
ベトナムの国際競争力を強めるため、ベトナムと日本は「越日共同イニシアチブ」を立ち上げた。JBICは今回の調査結果を日本企業に公開し、官民が協力してベトナムへの投資を促すことを目指している。
(Vietnam Net)
(2004/12/20 10:52更新) |