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コラム

お騒がせな外国人留学生たち


 ここ数年、ベトナムに留学する外国人学生が増加している。熱心に勉強する学生たちがいる一方で、自由気ままな生活を謳歌する学生も少なくない。そんな彼らの我がままぶりに、多くの関係者はほとほと嫌気がさしている。

■遊び好きで勉強嫌い、強制送還で帰国
 Bach Khoa留学生センターは、ハノイにおいて、いやベトナム国内において各国からやってきた留学生たちが集う最大の場所であろう。最も多いのは国費留学生だ。ベトナム近隣からは、ラオス・カンボジア・韓国・モンゴル、少し離れた東欧からは、ロシア・ウクライナ・ポーランド・ブルガリア、中にはキューバのように海を越え遥々やってきた学生もいる。その他、アメリカ、オーストラリア、スウェーデン、カナダからの自費留学生たちで溢れかえっている。
 朝9時、私がセンターのドアをノックしようとすると守衛が即座に「この時間に奴らが起きているわけないよ。昨日、帰って来たのは、明け方の3時なんだ。約束してないんだったら、奴らに会おうなんて考えないことだね」と言った。外国人留学生管理課課長は「外国人留学生が朝帰りして、門をよじ登って部屋に戻るなんてことは日常茶飯事で、酒を飲んだり殴り合いの喧嘩をしたりするのだって、もう珍しくも何ともなくなった。雨の日も風の日も、連中が絶え間なく起こすトラブルの仲裁をしなくてはいけないんだ」と嘆く。長い間、外国人留学生と接してきて、彼は「遊び好きな学生ほど成績は悪い」と断言する。医大に通うウクライナ人学生のMなどはその典型である。ベトナムに留学して9年も経つが未だに卒業できずにいるため、彼には“ベトナム愛国者”というあだ名がついている。母国での優秀な成績が認められベトナムに留学したが、あまりの遊び好きに、Mは留年を繰り返すばかりだった。しかしナイトスポットに関する情報量でMの右に出る者はいない。Mは平然として「留年するからこそ学生でいれるんだよ!」などと居直る。一方、社会人文科学大学メディア学科に通うモンゴル人学生のIも、日頃の行いに“ふさわしい結果”を出している。本人なりに努力はしているのだろうが、期末試験の結果は最高で1点、その他はきれいに0の数字が並ぶのである。
 お騒がせな外国人留学生の中で忘れてはならないのが、医科大学3回生、ウクライナから来たAである。ハノイに暮らす留学生でAを知らない者はいない。それは彼女が優雅な物腰で、寮で一番の美人だからではない。数え切れないほどの“スキャンダル”を持つからである。中でも皆が驚き唖然としたのは、盗みをはたらき公安に捕まったことだ。Aは以前から、麻薬にはまっていて、薬を手に入れるため、友人のバイクを盗み、終いには、自分の体まで売り、高級コールガールと呼ばれるほどになってしまったのである。留学生寮管理人がAの保証人となり公安から連れ帰った後、さらに事件は起きた。夜中、彼女は左手首の動脈を切断し、自殺を図ったのだ。幸運にも発見が早かったため彼女は一命をとりとめたが、次の日にはベトナムでの留学を断念し、帰国せざるをえなくなった。また、彼女と一緒に夜遊びに出たイラク人学生が、Cam Chi通りで若いチンピラグループにからまれナイフで切りつけられ、危うく命を落としかけたという事件も耳にした。勉学よりも遊び好きな学生の行く末は、母国への強制送還である。

■アル中の学生たち
 留学生寮に住む学生たちでさえ、この始末である。自費留学生のはじけぶりも想像するに難くない。Sun Heeは韓国人で、ベトナム語習得のため“短期留学”をしている。たったの2カ月で、Sun Heeは、ハノイにある全てのプレイスポット・歓楽街を知り尽くした。彼女のスケジュール帳は、遊びの予定でびっしり埋まっている。週に5回、彼女はディスコNew Centuryに出かける。それ以外は、Fortuna ホテルでボーリングをするか、友人と飲みに行くかだ。韓国人留学生達の話では、彼女の特技は酒を飲むことだけで、ただのアルコール中毒だという。彼女と飲みに出掛け潰されたベトナム人男性は首をすくめながら「あの飲み方は普通じゃない」と回想する。彼が言うに、落ち込んでいる時はHoa Vang焼酎を2本、気分のいい時には生ビールをジョッキで10杯は平気だという。彼は信じられないと言う私を彼女に会わせるため、ある誕生日パーティーに連れて行ってくれた。彼女の周りを10人の男性が囲み、誰が誘っても彼女は一気飲みで応じる。ありったけの酒を飲み干してもまだ足りず、パーティーの後、彼女は友人らを誘い、Nhat Tanの犬肉屋街へと二次会に繰り出した。Sun Heeは「私が一番好きなベトナム料理は犬肉なの!」と大声で叫んでいた。彼女がベトナムに来たのは自由に遊び、たくさん旅行に行けるからだという。
 ハノイ工科大学に留学する西洋人2人が、Hong Mai居住区にやって来てからというもの、住民たちは平穏な生活を完全に失った。ある時は夜中の2時に酔って帰宅し、鍵を失くしたからと大きな音を立ててドアを壊し、地域住民全員をたたき起こす。またある時は、早朝から騒々しくエンジンをふかし、バイクの修理を始める始末だ。2人の姿を見かけなくなったので、住民たちの間で引っ越したのだろうと憶測が飛び交った。これに誰よりも喜んだのは子どもたちだ。もう寝ている間、大きな音にびっくりして目を覚まさなくてもよいのだ。また老人たちも、2人がバイクを蛇行運転するのを恐れずに朝の体操を楽しめると胸をなで下ろした。しかし数日後2人の暴れん坊は、顔は傷だらけ、手足は骨折という状態で戻って来た。酔っ払い運転で交通事故に遭ったのだ。しかしギブスが外れると以前と変わらず、皆が寝静まった深夜にバイクの爆音とともに帰宅する生活に戻ったのだった。

(Thanh Nien)

(2004/10/30 10:23更新)

※上記の情報は【ベトナム最新情報】より引用しています。

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