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高額な給与で求職者を募る
テト(旧正月)前から各企業は優秀な人材を求め、高額な給与をうたい文句に求職者を募った。前年に比べ、今年の給与水準は有限会社、合弁会社、国営企業ともそれほど差は無くなっている。しかし、実際には募集要項に記載されている給与額と、実際の給与額に大きな差があるというケースが発生している。使い古された常套手段だが、現在でもこの手口に騙され、泣き寝入りする求職者が後を絶たないという。
仕事を探す時、給与を基準に会社を選ぶ人は多い。そのため平均水準よりも高い給与を提示する企業の罠に人々は容易にかかってしまう。入社して初めて、企業側が提示した額の給与を受け取れないことが分かるといったケースが多発している。現在求職中のXuanさんは、「テト(旧正月)の1カ月前に、職業案内所で、台湾の衣料品製造会社の会計職募集を目にしました。月給は、220万ドン(約146ドル)以上と記載されていました。当時、私が勤めていた会社の月給は150万ドン(約100ドル)でしたので、高額な給与に惹かれ、すぐに転職を決意しました。しかし、実際は、2カ月は試用期間で、月給は面接の際に提示された額の半分110万ドン(約73ドル)のみでした。そして、試用期間が終わると、『会社が求める条件を満たさない』として解雇されました。私は一生懸命働いたつもりなので、そのような理由では到底納得できません。こんなことになるのなら転職などしなければ良かった」と話した。彼女だけではなく、他にも多くの人が同様の被害に遭っている。Haiさんの場合は、月給180万ドン(約120ドル)より」という給与の高さに惹かれ、ホーチミン市11区にある企業に入社した。しかし実際の給与は、試用期間を理由に交通費も含め90万ドン(約60ドル)のみで、試用期間終了後はやはり解雇処分となった。
このように、試用期間と称し、短期間で社員を入れ替えるようなやり方は、企業にとって、人件費が低く抑えられ、医療保険や社会保険、ボーナスなどを支給せずにすむというメリットがある。そして短期間で雇用される社員達は、会社側の思惑通りに利用されるだけだ。職業紹介センターは、依頼したその日のうちに応募者を紹介してくれることから、従業員の入れ替えを繰り返し、人件費を安く抑えたい企業にとっては好都合だ。企業の人事担当者達は、求職者が応募する前に、募集企業での勤務経験がある人に話を聞くなど、自分自身で調べるしか予防策はないという。
(Lao Dong)
(2004/08/30 01:23更新) |
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